初めから詳しく勉強しない [受験勉強一般]
厚い参考書を順番どおりに詳しく勉強していくのは、要領の悪い勉強法の典型的パターンです。なぜ、要領が悪いのかというと、
● 参考書の全ての部分が同じ確率で出るわけではない
● 重要な部分がわからないまま詳しく勉強しても意味が無い
● 時間がかかりすぎて最初の方を忘れてしまう
といったことがあるからです。
その科目(ジャンル)に詳しくない時には、試験に出題されやすい重要なところと、そうでないところがわかっていません。その状態で細かい知識まで覚えようとしても、やたら時間がかかるだけで無駄が多いわけです。
おまけに、参考書を一通り終えた頃には、初めの方は全く記憶に残っていないというのがオチです。
初めは、極力内容を絞った薄い参考書を使って短時間で一通り学ぶのが得策です。その知識が幹になり、必要なところに枝をつければ(=詳しく学べば)、効率的に勉強することができます。
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