苦手はしっかり克服しておこう [受験勉強一般]
比較的学力の高い人でも苦手なジャンルがあったりするものです。
苦手を放置したまま受験するのは時限爆弾を抱えているようなもの。
いつ爆発して悲惨な目にあるかわかりません。
すぐにでも苦手ジャンルを認識し、克服するようにしましょう。
ただし、全てが苦手というのは、また別の話です。
それは受験のレベルにまで到達していないということなので、
学力を全体的に上げなければなりません。
一部のジャンルだけ他より苦手だという場合は、
そのジャンルを集中的に特訓することが効果的です。
「集中強化期間」のようなものを作り、
苦手なジャンルを短期間で集中強化するのです。
短期的に集中強化するメリットは、確実に結果が出ることです。
短期的に行うため、復習の効果は明らかにあります。
その効果を実感できるのでモチベーションも上がります。
そして、そのジャンルに対する自信もついてきます。
良いことだらけですね。
受験勉強にパソコン・スマフォを利用する [受験勉強一般]
受験勉強のスタイルは時代とともに変化します。
いまは、電子機器を使ったスタイルが普及しつつあります。
その代表がパソコンやスマフォを利用した勉強でしょう。
パソコンの活用方法はいろいろ考えられます。
まず、映像や音声による教材をパソコンで再生する方法があります。
インターネット上のサイトで提供されるWEB講座もありますね。
インターネットといえば、受験に役立つ情報を集めるのも大事です。
パソコンを使いこなせば、様々な役立つ情報が手に入ります。
(情報検索のスキルが必要です。)
例えば、予備校のサイトから過去問をダウンロードできたりもします。
また、パソコンを使って勉強の計画表を作ったり、
進捗の管理を行うのも便利です。
エクセルなどを使って集計やグラフ化を行えば、
進捗状況を直感的に把握することができます。
こういった作業を自宅外でも行おうとすれば、
スマートフォンやタブレットを利用することになります。
そして、パソコンとスマフォで同じ情報を共有したければ、
Evernoteなどのクラウドの仕組みを利用することになります。
最新の情報機器のテクノロジーやサービスに疎いと、
こういった諸々のメリットを享受することができません。
苦手な人も、なるべく世の中の流れについていくようにしましょう。
勉強と習慣化 [受験勉強一般]
一般に、習慣化した事はスムーズにできます。
いろいろ考えなくても、自然に体が動いたりします。
あなたも、毎日決まったタイミングで行っている事はありませんか?
勉強も習慣化すると、楽に行えるようになります。
歯磨きと同様に、やらないと気持ち悪いという感覚になります。
勉強に対してこのような習慣のない人は、
勉強を始めるときの「儀式」を決めてみてはどうでしょうか。
その道の達人は、本番に入る前に何か決まった動作をすることがあります。
イチロー選手が打席に入った直後に行う動作もそうですね。
この「儀式」はこれから集中するというときに極めて有効です。
ぜひ勉強を始めるときの「儀式」を決めてみてください。
おすすめは、集中するための音を聞くことです。
音楽でもよいですが、α波をジャブジャブ出させる
バイノーラルビート音源が特におすすめです。
雑念が消えること、請け合いです。
いまから何ができるか考える(入試直前) [受験勉強一般]
大学入試も高校入試も目前に迫っています。
模試で合格判定が出なくて、焦っている人も少なくないでしょう。
でも、いたずらに焦っても仕方ありません。
いまから残り期間で何ができるのか?
を冷静に考えてみることが大切です。
圧倒的に知識が足らない場合は、
ひたすら新しい事を覚えなければならないかもしれません。
しかし、知識的には合格可能なのに得点できない人もいます。
知識を活用する訓練が足らなかったり、
不注意なミスが多い人などです。
このような人は、新しい事を学ぶよりも、
いま持っている知識を確実に得点に結びつけるよう、
対策を考えてトレーニングした方が効果的でしょう。
また、得意ジャンルと苦手ジャンルのギャップが大きい人は、
苦手ジャンルを短期集中的に勉強するのも有効です。
一般論ですが、100点満点中、80点からのプラス10点よりも、
40点からのプラス30点の方が簡単です。
この時期に何をするのが最も合格に近づく方法なのかは、
人それぞれです。自分でよく考えてみてください。
音声講座のデメリット [受験勉強一般]
資格の勉強や語学学習において、音声講座に大きなメリットがある事は確かですが、デメリットは全くないのでしょうか?
もちろん、そんな事はありません。
音声講座にも、いくつかのデメリットは存在します。
その一つが、費用です。講師の話した内容を録音し、CDなどに収めた音声講座は、どうしてもテキストよりは高価になりがちです。
最近では、テキストに音声つきのCDが付属している教材もありますが、価格は市販のものでも3,000円から5,000円と、どうしても高価になってしまいます。
また、映像のない音声のみの講座になってしまうため、知識を視覚的に記憶するには向いていません。
資格の内容によっては、単語を記憶するだけでなく、図や配置を記憶しなくてはならないものも多々あります。そうした資格の勉強には、音声講座はあまり向いていないと言えるでしょう。
音声講座は効果的な学習方法の一つですが、勉強する内容や、勉強する人の生活習慣によっては合わない事もあります。
音声講座のメリット [受験勉強一般]
資格試験の勉強や語学学習に、音声講座を使うメリットとは何でしょうか。
第一に、場所を選ばずいつでも勉強できることがあげられます。
モバイルプレイヤーさえあれば、どこでも聞くことのできる音声講座。テキストを必要としない内容も珍しくないため、通勤ラッシュの電車内でも勉強する事が可能です。また、図書館など静かなところでも、音声講座なら遠慮なく聞くことができますね。
第二に、テキストでの学習と併用する事で、目と耳から知識を吸収できるため、情報がより定着しやすいという効果があります。
単にテキストで文字を読むだけより、耳でも聞きながら学習する方が、記憶がより長持ちするという医学的見解もあります。複数の感覚を使って勉強する事で、より脳に刺激を与え、効果的に勉強できるというわけです。
語学の音声講座に限って言えば、ネイティヴの発音を直接耳で聴けるため、より学習が進みやすいという効果もあります。
このように、音声講座には他の教材にはない様々なメリットがあるのです。
今どきの教材 [受験勉強一般]
50年くらい前と比べれば、今どきの教材はかなり多彩です。活字の参考書・問題集は相変わらず主流ですが、それ以外にも様々な選択肢があります。
まず、音声教材があります。音声教材は携帯端末(スマートフォンなど)に入れて持ち歩けるので、寸暇を惜しんで勉強するのにはもってこいです。また、音声を聴きながら他の作業を行う事もできるので、忙しい人は重宝します。
次に、動画教材があります。動画は音声よりも情報量が多く、わかりやすいという特徴があります。その反面、動画を見ながら他の作業を行う事はしにくいのですね。また、音声に比べてデータ量がかなり大きいので、取り扱いにくいという難点もあります。
動画の場合には、インターネットに接続し、ストリーミングしながら聴講するタイプのものもあります。例えば、家ではPCで、外ではスマフォでと使い分けられるので、便利です。
PCを活用したものに、Eラーニングがあります。コンピュータソフトの支援のもとに学習するスタイルです。対話形式で勉強を進めたり、ゲーム感覚だったりして、楽しく学習できるかもしれません。また、進捗管理や成績の管理もソフトで行なえるというメリットもあります。
最近は、“使える”スマートフォンのアプリもいろいろあるようです。無料も含めてたくさんの学習アプリがあるので、探してみるとよいでしょう。ただし、受験勉強にメインで使うような教材はないのではないかと考えています。
過去問の利用について [受験勉強一般]
受験勉強に過去問を使わない受験生はいないでしょう。それだけ、出題傾向を知る上でも、自分のポジションを確認する上でも重要だからです。
しかし、過去問の使用開始が遅いと、その効果が薄れてしまいます。受験勉強の初期から過去問に接して、合格までの距離を感覚的に感じておくべきです。
受験勉強を始めて間もない頃は、正直言って過去問を自力で解くことはできないでしょう。それは当然なので、気にする事はありません。
過去問の解答を読んで、どんな事がポイントになっているのか、それはどの程度難しい事なのかを、アバウトに感じ取れればよいです。これから勉強すべき内容を大まかに理解すればOKです。
最初はその程度難しい問題なのかもよくわからなかった問題が、勉強が進むにつれてよくわかるようになってきます。どんなテーマなのか、どの程度難しいのか。そういった事が見えてきたら、また軌道修正すればよいわけです。
いずれにしても、過去問を道しるべにして受験勉強を進めていく感覚が大事です。
お勧めの速読法 [受験勉強一般]
受験勉強に速読法を活用するのは有効です。ただし、速読法の種類にもよります。受験向きの速読法と、そうでない速読法が存在するからです。
速読法には、右脳系のテクニックと左脳系のテクニックがあります。一般的には右脳系のフォトリーディングが有名です。コピー機のようにページの文字情報を画像として読み取るものですね。
しかし、次の理由から受験勉強には向いていません。
▲ 論理的な文章の速読には向いていない
論理的な文章は、読み取った後に左脳で解釈して初めて意味が理解できます。この理解の部分で大幅にスピードダウンするので、フォトリーディングのメリットを活かせません。
▲ マスターするのが難しい
右脳系の速読法はマスターするのが難しいです。これは、大人になると左脳が優位になる事に加えて、右脳関係は個人差が大きいからです。本来の受験勉強に忙しい受験生が、わざわざ難しく時間がかかるテクニックにチャレンジする必要はありません。
一般的に、受験勉強に役立つ速読法は、文章の論理構成なを手がかりに論旨を素早く把握するテクニック、つまり、左脳系の速読法です。この種の速読法の教材は多くないのですが、松平勝男先生の「試験に役立つ左脳型速読術」など、いくつか目ぼしい物もあります。受験生は「左脳系速読術」を探してみてください。
記憶しただけでは使えない(2) [受験勉強一般]
試験では、その問題を解くために必要な知識を、頭にストックされている多くの知識の中から選んでこなければなりません。さらに、そういった知識を複数組み合わせる必要もあります。
一言で言えば、「経験値を高める」ことが大事なわけですね。
ところで、脳の中で知識を記憶する部分と経験値が蓄積される部分は異なります。知識は左脳で、経験値は右脳だそうです。
最初この話を聞いた時には、「なるほど」と思いました。知識を記憶しただけでは英会話やスポーツ、楽器の演奏が上手くできないことが納得できたからです。そして、試験問題を解くことも同じなんですね。
子供のころは右脳が優位で、大人になるにつれて左脳が優位になります。大人にとって、右脳を使いこなす事は子供ほど得意ではないということなのです。
それだけに、経験値を高めるための勉強には多くの時間を割り当てるべきでしょう。